洋白の食器スクラップが入荷(^▽^)洋白についてのあれこれ!

洋白の食器スクラップが入荷(^▽^)洋白についてのあれこれ!

東大阪市のスクラップ屋、古谷商店です(^▽^)
先日、洋白と呼ばれている金属でできた食器類がスクラップとして入荷したので、今回のブログは洋白について書いてみたいと思います♬

写真は、大阪の某有名ホテルさんで使われていた洋白の食器☆
パーティーや結婚式などのシーンでよく見かけるビュッフェ用の食器でしょうか(^ー^)
角盆や、飾台、丸皿、ウォーターピッチャーなどなど・・・色んな形のものがありました。

  洋白とはそもそもどんな金属?

洋白とは日本語名で、洋銀とも呼びます。英語では「Nickel Silver(ニッケルシルバー)」とか「German Silver(ジャーマンシルバー)」と言います。
成分としては、50%〜70%の”銅”、10%〜30%の”亜鉛”、5%〜30%の”ニッケル”で構成された金属になります。

今回の食器の底にもちゃんと「Nickel Silver」という刻印が刻まれていました⬇
「Nickel Silver」という刻印

英語名だけの印象だと、銀を含んでいそうな雰囲気を醸し出していますが、成分には銀を全く含んでいないという・・・・紛らわしい一面もあります。(^ー^;)
こうして見ても、成分構成には幅があって、用途によって割合が様々になってくるのです(^▽^)

身近なところで言うと、500円玉などの硬貨では非常によく使われる金属で、500円玉だと銅が72%と多めの成分になっています。
硬貨の世界では「ニッケル黄銅」が正式な素材の名称になっている様です。

たしかに、銅と亜鉛が主成分である真鍮に近い成分なので、黄銅の仲間と言えますね☆

あとは、フルートやトロンボーンと言った楽器にも使われています。
洋白って聞きなれない金属ですが、私達の生活に密着した金属だったんですね(^ー^)

  洋白の特徴は?

洋白の特徴は幾つかありますが、何と言っても柔らかいということ。
つまり、純銀のような高級感もありつつ、比較的安価で細工や加工がし易いという特徴があります。

ですので、凝った装飾を施したホテルの食器類には洋白が使われているんですね〜。
更に銀でメッキしてピカピカに輝く食器に仕上げることも多いそうです。

洋白の食器スクラップが入荷(^▽^)洋白についてのあれこれ!

もう一つの特徴としては、音☆
食器同士が当たった時の音って、意外と大事な要素だそうです。
洋白同士が当たって鳴る音は、上品で不快感がないと言われていて、食器に使われる意味に納得です(^ー^)
だから楽器にしてもいい音が鳴るってことなんでしょうね☆

  スクラップとしての洋白は?

成分のところで書いた様に、一言で洋白と言っても成分にバラツキがあるので、スクラップとしての評価も成分次第ということになります。
通常は一旦預かって、成分を調べた後に価格が決まるという感じです。

工業部品用の洋白などは、JIS規格等の沿った成分のものになりますが、特に今回の様な食器や楽器などの洋白は、規格に当てはまらない成分のものも多く、イレギュラーなスクラップという扱いになってきます。

スクラップとしての洋白は?

いずれにせよ、非鉄金属の部類に入りますので、金属的な価値は十分あります☆
食器の入れ替えなどで、廃棄しないといけない洋白があれば古谷商店までご相談ください(^▽^)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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