鉄製の抜き型を買い取り☆ スウェーデン鋼とは?

革の抜き型入荷☆スウェーデン鋼とは?

東大阪のスクラップ屋、古谷商店です☆(^▽^)

今回のブログでは、「スウェーデン鋼」と呼ばれている鉄スクラップをご紹介いたいとおもいます☆

上の写真がまさしく「スウェーデン鋼」になります。
革製品を作る際の型紙の形に革を切り抜く刃物として普及しています。

今回は弊社の近所で革の加工をしている会社様から、使わなくなったスウェーデン鋼の抜き型を買い取りさせていただきました。(^ー^)

革の抜き型自体は明治時代からあるのですが、従来は「火造り抜き型」と呼ばれるものを使っていました。
これは日本刀を作るようなイメージで鉄を加熱しながら鍛えて作る抜き型のことで、作るのにとても時間と手間がかかっていたそうです。

鉄でできた革の抜き型買取☆スウェーデン鋼とは?
そんな中、昭和30年頃に日本にやってきたのが、「スウェーデン鋼」。

スウェーデンのサンドビック社で開発されたので「スウェーデン鋼」と呼ばれています。
あらかじめ刃を付けてある鋼を型紙に合わせて曲げて補強するだけという斬新的な製法で作られた抜き型なのです☆

「火造り抜き型」に比べ、圧倒的に安く、早く型を作ることが出来るため、一気に普及したそうです。
「スウェーデン鋼」の登場は皮革産業界に革命をもたらしたとまで言われています。

現在では精度と耐久性が求められる場合は「火造り抜き型」、小ロットでコスト重視の場合は「スウェーデン鋼」という感じで住み分けされているようです☆

皮革産業界では「スウェーデン鋼」=「抜き型」という意味ですが、製鋼業界ではスウェーデン産の上質な鉱石から作った鋼の総称として「スウェーデン鋼」という言葉を使っています。
スウェーデン産の鋼は耐久性も高く、日本でもいろんな所で活躍しています。
特に包丁の世界では、最高の材料と言われいるそうです(^ー^)
そのほかにも建築重機の刃物だったり、工業用機械の刃物にも沢山使われいるのが「スウェーデン鋼」です☆



みなさん、いかがだったでしょうか?
今回、この記事を書こうと思ったきっかけは、革の加工をしている会社様から、「スウェーデン鋼って買い取りできますか?」というお電話を戴いたからです。

私もまだまだ未熟者ですので、「スウェーデン鋼」と聞いて、一瞬どんな物なのかまったくイメージ出来ませんでした(^ー^;)
あとで弊社の親方に聞いてみると・・・「あ〜、鉄の抜き型やぞ」っと教えて頂きました☆

まだまだ知らないことだらけの金属の世界ですが、自分も勉強しつつ今後も記事をお届できればと思っています☆(^▽^)

また、このスウェーデン鋼の刃物について廃棄処分をお考えの方は、是非、古谷商店までお問い合わせ下さい☆

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