冷却用レシプロ式コンプレッサー(黒モーター)の解体だ!
東大阪のスクラップ屋、古谷商店です☆(^▽^)
今日のブログは、黒モータースクラップの解体風景をお届けしようと思います♬
そもそも「黒モーター」ってなに?
正式には「冷却用レシプロ式コンプレッサー」と呼ばれる物ですね☆
その名の通り、私達の生活の中で「冷やす」という仕事を担ってくれています(^▽^)
身近なところでいうと、冷蔵庫やエアコンの中に入っているのが黒モーター。
こいつがいないと夏に冷たいビールを飲むことも、涼しい部屋でくつろぐこともできないので、現代人の生活スタイルは「黒モーター」によって支えられていると言っても過言ではありません☆
気体の冷媒を圧縮して液体に変化させ、その液体が気体に戻るときに周囲の熱を奪って冷えるという仕組みの心臓部を任されているスゴイ奴なのです☆
黒モーターを解体してみよう☆
黒いボディーに密閉されている黒モーターの中には、いろんな部品がコンパクトに詰め込まれています。
もちろんモーター部分も入っているので、銅のコイルも取り出すことができます(^▽^)
圧縮の方式はメーカーや型番によって様々ですので、それによって入っている部品の種類が異なります☆
さっそく、冷蔵庫用の小さい黒モーターを解体して中身を取り出してみましょう♬
ガス溶断で外装を切る作業
ポロッと取り出せたモーターコア
小さいタイプの黒モーターには、こんな感じのモーターコアが入っていました☆(^▽^)
黒モーターは銅コイルを巻きつけたコアが入っているので、銅を含む鉄スクラップという評価になります。
ここで注意することは、冷蔵庫やクーラーに接続されている黒モーターを外す前に、機器に充填されている冷媒ガスが回収されているかどうかをしっかり確認することです☆
冷媒として使用されるガスは、フロンガスと総称されるガス類ですので、大気放出するとオゾン層破壊の原因となってしまいます。
最近は代替フロンと呼ばれている環境負荷の少ない冷媒を使うようになっていますが、スクラップとして出て来る古い機械には、まだまだフロンガスが入っている場合も多いので適切に取扱いましょう☆
次はもう少し大きめの黒モーターを解体してみましょう♬
手順は小さい黒モーターと変わりませんが、大きいものは構造が複雑になったりします。
ガス溶断で外装を切る作業
ポロッと取り出せたモーターコア
大きめの黒モーターには、大きめのモーターコアが入っていました☆
モーター軸や、渦巻状のパーツなど、いろんなものが中から出てきました(^▽^)
黒モーターは冷媒ガスを閉じ込めている構造なので、密閉度が高いスクラップです。
上手に解体するには知識と経験が必要不可欠なものですし、注意する点も多い品目になっています☆
というわけで、今日は黒モーターというスクラップをフォーカスしてみました☆
空調機器の工事やメンテナンスなどで、古くなった黒モーターが出て来る場合が非常に多く、そういったお仕事に従事している方からのご依頼で古谷商店にやってきます。
最近のお話ですが、黒モーターが海外向けの輸出品目の中でも規制の対象になったそうで、処分に困った方からの問い合わせも増えています。
古谷商店では黒モーターをはじめ、様々な金属くずを適正に処理しております☆
黒モーターの廃棄処分に関するご相談も、お気軽にお問い合わせくださいね(^▽^)
最後まで読んだいただき、ありがとうございます♬
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