高圧ガス用ボンベの廃棄にはご注意を! (>﹏<)

高圧ガス用ボンベの廃棄にはご注意を! (>﹏

東大阪のスクラップ屋、古谷商店です(^▽^)

今日はタイトルにもありますように、高圧ガスが入っていた金属容器の廃棄についてお勉強していきたいと思っています☆

  高圧ガスのボンベはスクラップとして買取してもらえるのか?


写真の様に、ガス熔接や溶断のために酸素やアセチレンのボンベを使っている方は多いと思います。
古谷商店にもこれらのボンベを設置してありまして、ガス業者さんが定期的に空ボンベと新しいボンベを交換しに来てくれます。

この場合のボンベはガス業者さんの所有物で、容器ごとレンタルしているって感じですね(^ー^)

ところが、電気工事のちょっとした熔接のための小型のボンベなんかはボンベごと買取というパターンがあります。
そうなってくると、使い終わったものや、廃業などで処分したいボンベが出てきますよね?

このボンベは圧縮ガスの圧力に耐えられるように、鉄などの金属で作られています。
つまり、使わなくなって廃棄したいボンベは金属のスクラップになるんですね〜☆

ですが結論から言うと、この高圧ガスのボンベは簡単にスクラップとして処分してはダメなものなのです・・・・・・

  ちょっと待った!高圧ガスのボンベは危険物!


高い圧力でガスを閉じ込めているガスボンベ、実は「高圧ガス保安法」という法律で規制されている危険物になります。
まあ、ガス熔接の技能講習でも習うことなので、日常的に使っている方にとっては常識ですが念の為に・・・・

様々な種類のガスがありますが、可燃性のガスもあるのでちょっと取扱いを間違えると、爆発したり有毒ガスを周囲に撒き散らしたりする危険なものなので、しっかり法律で管理されています。

経済産業省のHPに行くと、高圧ガスが原因の事故の例がたくさん閲覧できます・・・・便利なものですが、なんとも怖い側面もあるのです・・・・
危険物でもあるガスボンベは法律によって勝手に処分してはいけないことになっているのです(^ー^)

  高圧ガスボンベの処分方法とは?


そんな厄介な一面もある高圧ガスボンベですが、廃棄しなければならない事もあります。

考え方としては、「買ったところに買った人本人が返す」が基本です☆
本人以外の人が返す場合は委任されたことを証明する書類が必要になったりややこしいです・・・・・
つまり、売ったところと買った人の両方に責任があるってことですね☆

それでも仕入れ先の会社が倒産や廃業してしまって連絡がつかない場合は誰に返せばいいの?ってことになりますよね?

経済産業省には「高圧ガス保安協会」という下部組織があって、高圧ガスに関する様々な保安業務を行なっています。
その中で、行き場をなくしたガスボンベの廃棄処理などの相談にも乗ってくれています☆
(※処分には一定の手数料がかかるみたいです。)

日本全国に高圧ガス保安協会の支部がありますので、困ったときはまずそちらに連絡をとってみたら良いと思います(^▽^)
協会のリンクを貼っておきますね☆↓↓↓

取扱いに注意が必要な高圧ガスボンベ、みんなの安全を守るためにも、キッチリとした手順で適正な処理をしていくことが大事ですね☆

そんな感じで今日は高圧ガスボンベの廃棄について書いてみました。

先日もスクラップを売りに来てくれた常連の電気工事屋さんから、アセチレンボンベの処分の相談を受けました。
それがキッカケで今回の記事を書こうと思った次第です。

毎日本当にたくさんの相談を受けていますので、何でも気軽にお問い合わせ下さい☆

最後まで読んでいただきありがとうございました(^▽^)/

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