亜鉛の印刷版(ジンク版)と久々の対面!「五徳寿し器」も気になる!
今日はちょっと珍しいスクラップをご紹介いたします(^▽^)
写真に写っているのは印刷版のスクラップです。
「印刷版なんて珍しくもなんともないでしょ?」と言われそうですが、この印刷版、実はアルミではなく亜鉛の印刷版なのです。
少し前まではたまにお目にかかることができたのですが、最近は本当に見かけなくなりました。
アルミの印刷版スクラップは「PS版」「写真版」と呼ばれておりますが、亜鉛の印刷版は「ジンク版」と呼びます。
ジンクを英語で表記すると「Zinc」、つまり「亜鉛」そのままの意味ですね。
実は真鍮を作るための原料の1つとして、紀元前4000年という大昔から人間生活に関わりある金属なんだとか。
最近はアルミの版が主流になったこともあって、亜鉛の印刷版はリトグラフや箔押しといった特殊な技法に使われる程度のようです。
そのためにスクラップとしての亜鉛の印刷版もめっきり見かけなくなってきましたが、久しぶりに対面できました(^▽^)
今となっては歴史の古い印刷会社の倉庫の奥に眠っているくらいしか無いかもしれませんね。
スクラップの歴史資料としても貴重(個人的にですが・・・)なのでバッチリ写真を撮らせて戴きました☆
次に亜鉛の印刷版に出会える日はいつになることやら(^ー^;)
今回は亜鉛の印刷版について色々と書いてきましたが、正直なところ、素材よりも版に刻まれた「五徳寿し器」の使用法の方が気になるんですけどね(笑)
「五徳寿し器」・・・・見たことがあるような無いような・・・
なんだか、いい感じに昭和の空気が漂っています(^ー^;)
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