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ピカ線・光線・1号銅・銅線

銅スクラップの代表的な品目で、動力ケーブルや高圧電線などの被覆を剥いた不純物が無いもの。一般的にはピカ線・光線・1号銅などと呼ばれています。
電線として使用される銅は純度が高く、銅スクラップの中でも最上位ランクに位置しています。焼けている(変色・腐食している)ものはランクが下がり、その名の通りピカっと光っているものがピカ線となります。また、メッキ処理されているものもランクが下がります。

写真の用に数本の銅線を束ねたものがほとんどで、1本が1mm以上の厚みを有するものがピカ線の基準です。

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ピカ線・光線・1号銅・銅線について詳しくみる ↓

鉄・アルミに次いで使用量が多いメジャー金属。
特殊金属を除いた一般的な金属の中では非常に高価な商材です。

公共工事・鉄道・通信・電力などから排出される廃電線やケーブルは、ほぼ100%回収されてリサイクルされています。


太い電線はナゲット処理(ビニールごと細かく粉砕)よりも剥離機を使って写真の様に結束されることが多いです。

中にはプレスされてブロック状になっているものもありますが、それは専門業者によるもので、一般的には結束して精錬メーカーに納品されていきます。


写真のような電線剥離機を使用して被覆のかぶった電線からピカ線へと変貌を遂げます。

剥離機を使ってピカ線が取り出せるクラスの電線は、銅の歩留まりに応じて高価になると考えて下さい。
剥離機でも剝けないような細い電線は、雑線としてナゲット加工などの二次加工に回っていきます。

剥離機はスクラップ屋にとって必需品ですね。


電線の状態から剥離機に通すことで、ピカ線と被覆ビニールに分離することができます。

このようにして電線からピカ線になっていきます。

ピカ線(細)・細銅線

電線を剥いて取り出した銅線でも、ピカ線よりも細い銅線を撚った電線です。
純度も高く良質な素材となります。
スクラップとしてはキャブタイヤ線などの被覆を剥離したものとして発生することが多い品物です。

高価買い取りのポイントとしては素材の異なる端子部分を切り落とし、線の部分のみになっているかというところになります。

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上銅・新切上銅(パイプ・板もの・プレス屑)

パイプでは空調用や水道用の銅パイプで、未使用のものが代表的。その他タフピッチ銅板・条・棒や、無酸素銅板・条・棒などが上銅としてランクされています。
銅の純度はいずれも99.5%以上。他の金属が混じっていないもの。

プレス屑など、製造過程で定期的に大量に発生する場合もあります。
市中の銅スクラップの価格は海外の銅先物の価格などにも影響を受け、国内の銅メーカーが発表する電気銅建値を基準に算出されます。

それにしても新切銅が放つ色彩は美しいです。

 

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上銅板材、新切
上銅・新切上銅(板材)
上銅・新切上銅(銅屑・コロ)
銅くず(無酸素銅ガズケット)

電線屑・ケーブル・高圧電線屑・廃棄電線

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ビニール樹脂の被覆をかぶっている状態で排出される電線スクラップ。
被覆を剥がして銅のみの状態にするとピカ線となります。
太さ・種類も多岐に渡り、銅分が多ければ多いほど高価になります。

主に高圧電力工事や建物解体工事などに伴って排出され、銅が高値の時には盗難事件も多発しました。

高価買い取りのポイントは種類と太さごとに分別していただくこと。
様々な電線が混じり合っている状態だと含まれる銅の割合を算出することが出来ない上に、分別作業にかかるコストも加わって評価額は大きく下がってしまいます。

撤去された古電線などは中身の銅が錆びている場合があります。その場合、剥いて取り出せる銅のランクに応じて評価させていただいております。

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電線屑・ケーブル・高圧電線屑・廃棄電線について詳しくみる ↓
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動力ケーブルなどでよく利用されるCV線は、塩ビとPEの被覆で2重になっています。
写真のように剥離機に通すことで、各素材別に分別することができます。
外側の黒い塩ビ、内側の白いPEが代表的で、比較的剥きやすい電線です。
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白いPEを剥離することで不純物を全て取り除いたことになり、晴れて銅として扱うことが出来るようになります。

銅の太さによって歩留まり(取れる銅の割合)が異なりますので、
電線屑も種類別、太さ別に分別していただくことが高価買取りのコツになります。

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銅としてリサイクルされるまであと一歩の状態です。
スクラップ屋としては電線から銅に生まれ変わる喜びの瞬間ですね。
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キャブタイヤ線は髪の毛のように細い銅を束ねていて、被覆が塩化ビニールではなくゴムが使用されることが多いです。
1本の太さが細いため、被覆のゴムを剥離しても光線(ピカ線)よりも若干価格が落ちます。
銅を錫などでメッキした銀色のものも多く、メッキがしてある場合は並銅品位になります。
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写真はキュービクルなどの変電設備の内部で使用される電線です。太さは様々ですが、被覆が1重で、当然2重のものよりも銅分が多くなります。
コチラも太さ別、種類別に分別されていることが高価買取りのコツになります。
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様々な太さが混ざり合った状態の電線屑です。
雑線との境目は剥離機に通すことで銅を取り出す事が可能で、ある程度の歩留まりが見込めるものとなります。
目安としては、14Φ以上。

雑線・ナゲット線・電線くず・LANケーブルなど・・

銅の割合が低い細い家電線、LANケーブル、コンピューター線など、ナゲット加工用の電線類を中心に雑線と呼ばれています。

家庭用の電源プラグ部分や、カプラーなどのプラスチックが残っていると不純物として検収いたします。事前にそれらを除去していただくことが雑線の高価買い取りのポイントになります。

電気通信工事や建築の解体、電線製造会社、配電盤・制御盤を制作している会社など、様々なシーンで発生する品目になります。

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雑線・ナゲット線・電線くず・LANケーブルなど・・について詳しくみる ↓

雑線・ナゲット線・廃電線

写真はコンピューター用のケーブルやLANケーブルなど。
使用されている銅線が極めて細く、ビニールの割合が高い電線です。
下線ともよばれる事があります。

単価は安い部類に入りますが、産廃としてお金払って処分するくらいならエコノミーの意味でもエコロジーの意味でも我々スクラップ業者の持ちんでいただく事をお勧めいたします。


電線くず・雑線(不純物付き)

写真のようにプラグやスイッチが電線についたままの線は不純物を除去する必要があるので、価格は下がってしまいます。
ゴム被覆の電線も評価は低くなってしまいます。


通信線

ちょっと変わった電線ですが通信線の一種です。
構造はエアコンの配管に似ていますが、電線の部類に入ります。

我々としては珍しいものだったので写真に収めてみました。
金属の価値が十分に見込める品物ですので、お持ち込みいただければと思います。

クーラーパイプ・銅配管・クーラー配管・冷媒管

エアコンの入替え工事に伴って発生する銅製の配管。
室内機と室外機を繋いで冷媒ガスが循環します。その為、冷媒管とも呼ばれています。銅の配管に断熱材のウレタンを巻いて、電線や排水ホースを一緒に巻きつけてある場合がほとんどです。
金属的な価値としては弊社では電線類として扱っています。

もちろん、不純物を除去して銅だけにしていただくことが高価買い取りのポイントになります。

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銅ブスバー

銅ブスバーは高圧変電設備やメッキ設備などで電極として使用されています。

キューピクル(キュービクル)の入替え工事など設備系の業者様からの発生が多い品物となります。
錆・くすみ・ビニールテープで絶縁しているものや、錫・ニッケル・クロム・鉛など様々な金属でメッキされているものは、不純物を含むものとしてランクが少し下がります。

写真の様に美しい銅の色をしているものが、銅ブスバー(上銅ランク)として高価買い取りのポイントになります。

 

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様々な形状がありますね。
主に変圧設備などの高圧な電気を送電するための品物です。

キュービクルとトランスをつなぐ部分や、メッキプラントのメッキ槽へ電力を供給する部分に使われたりします。

銅ブスバー(鍍金品)

銅のブスバーに鍍金処理がされているもの。鍍金の無い物よりも品位は落ちてしまいますが、銅自体の純度は高く銅スクラップのとしては質の高いものになります。

鍍金の種類も様々で、錫・ニッケル・クロム・鉛・半田・銀など多種多様です。
主な用途は電極部品で、キュービクルなどの変電設備や電極部品のプレス工場の端材として発生します。

可能であれば、メッキの種類で分別していただけると助かります。

 

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銅コロ、型銅、銅金型、銅屑

銅のバー材、ロッド材の切り落としや、金型などの精密加工時に使用される放電加工用の銅の型などで、鉄などの不純物がないものの事。見た目がコロっとしていることから銅コロなどと呼ばれる事が多いです。

形状やサイズなどは多種多様ですが、鉄やメッキ、半田などの他の金属が含まれていない状態であることが高価買取りのポイントになります。

錫メッキ銅・キャブタイヤ錫メッキ

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電線用の銅線に錫メッキを施したものを錫メッキ線、錫引き線と呼びます。
写真は細い縒り線ですが、一本一本が1mm以上ある縒り線でも同じように錫でメッキされたものがあります。
銅の純度自体はピカ線と同様なのですが、メッキが不純物となり、スクラップ価格はピカ線や細銅線より落ちてしまいます。
キャップタイヤ線の被覆を剥くとこの錫メッキ線が顔を出すことが多いです。
腐食に強い線なので、腐食しやすい環境下で使用する電線に多く使われています。

 

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写真のように銅の端子が付いている場合もありますが、端子自体が錫メッキではない場合もあります。
その場合、端子は不純物扱いになってしまう場合がありますので、錫メッキ線としては端子部分を切り落とすのが基本となります。


こちらは錫でメッキされた動線を網のように織り込んだ電極のジョイントです。
見た目が非常に美しく思えます。

故銅・並銅・銅スクラップ・銅屑

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その名の通り、使い古した銅スクラップや銅屑を故銅または並銅と呼びます。
基本的には鉄などの不純物を除去し、銅のみになったものとなります。

銅は生活の中でも多く使用され、多種多様な故銅が存在します。例えば古い住居ですと屋根材や雨樋、調理器具など。産業用ではエナメル銅や、半田を含んだ銅など若干の不純物を伴うものもあります。

検収としては、不純物次第でダスト引き(重量での調整)もしくは単価引きでの対応になります。

 

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銅パイプ(真鍮付き)

この写真はプラント設備で使用される銅管ですが、真鍮の継ぎ手がついたままのものです。
銅の評価としては真鍮は不純物扱いになりますので、このような真鍮部分を切り落として頂くことが高価買取りのポイントになります。

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銅製の雨樋

写真は古い住居から撤去された銅製の雨樋です。
銅は錆びると緑色に変色する特徴があります。削ると銅特有の美しい赤なのですが、一見すると銅に見えませんね。

大阪城の屋根が緑なのは銅版が使用されているからだそうです。

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故銅スクラップ・銅線(腐食)

もともとは銅の純度の高い電線の銅ですが、写真のように酸化、腐食してしまうとランクが下がって故銅扱いになります。

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エナメル銅・コイル

エナメル銅とは、熱や酸化に強くするために、薄い透明の樹脂で表面に皮膜をつけた銅の事です。
銅の素材は良くても、エナメルが不純物となりますので故銅扱いになります。
写真は変圧器のコイルから銅を取り出したものになります。

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エナメル銅線・銅くず

こちらもエナメル処理した銅のコイルです。皮膜のせいで表面の銅の色が非常に濃く見えます。
こちらも故銅ランクになる銅スクラップの一例です。

銅ダライ粉・銅切粉・銅切削くず

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銅の材料を旋盤、フライス加工した際に発生する屑。
銅ダライ粉や、銅切粉、銅削粉などと呼ばれています。
油分や、鉄の粉が混入していない物が望ましいですが、程度によって検収させて頂きます。
ダライ粉系の品物の注意点はなんといっても不純物です。
粉状の物ですので、異物が混入しやすいのと、混入してしまうと選別が困難になるという点で管理に気をつけて下さい。
鉄分は磁石を使って選別可能ですが(それでも手間と時間がかかる仕事です)、アルミやステンレス、真鍮など磁選できない金属が混入するとかなり厄介です。
場合によってはリサイクル不可能な産業廃棄物と化してしまうので、そうならないように銅をちゃんとリサイクルしてあげられるよう、未来の為に品質管理して行きましょう。

 

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銅ダライ粉・銅切粉(油まじり)

写真のように切削油が残ったままの銅ダライ粉は、不純物として油の重さと、油をきる作業費用分減額となりますので、油をきってからお持ち込みいただく方が高価買取になります。

銅タコ・メッキ用フック・メッキハンガー・めっき治具

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メッキ加工に使用する吊り下げ金具。
スクラップの品目としては銅タコ、メッキフック、メッキハンガー・めっき治具などと呼ばれています。

通電させるために銅で出来ており、樹脂でコーティングされています。吊り下げ部にはステンのピンなどの不純物を含んでいます。
また、フック部分にニッケルなどが付着し、葡萄の様なふさが出来てしまう場合もあり不純物となる場合があります。

タイプによっては補強に鉄を使用しているものもあり、銅の割合によって価格が上下します。銅タコは不純物が少ないことが高価買取りのポイントになります。

 

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下銅・鉛引き銅釜

下銅・鉛引き銅釜

主に銅で、多少ほかの金属や不純物を含むものを下銅と呼んで扱っています。
写真は給湯器などの銅釜で、鉛が引いてあるものなどもこれに当てはまります。
不純物の程度によってその場で価格を判断いたしますが、不純物が多すぎると銅としての扱いが不可能になってきますので、不純物を降り除いて来ていただくのが高価買取のコツです。

リン青銅線材・新切リン青銅(板)・リン青銅コロ(棒)・リン青銅ダライ粉


銅を主成分とし、錫が1%~10%程度と、リンが0.03~0.1%程度添加された合金。
錫とリンの配合具合は種類ごとに増減しますが、バネ材は銅分がやや低めになります。

銅分の高いリン青銅は銅並の価格で取引されています。
写真ではわかりにくいですが、独特のピンク色をした金属で、まずは色で判断することが多いです。

必要に応じて分析が必要になる場合がありますので、一旦お預かりさせていただく可能性がございます。

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