【銅相場情報2015.2.13】水道メーターにエコブラスがどんどん普及!

【銅相場情報2015.2.13】水道メーターにエコブラスがどんどん普及!

2015.2.13【本日の銅建値は73万円】1tあたり1万円の上がり⤴

古谷商店の岸本です☆
70万円まで一気に下がってから、少し持ち直した感じですね(^▽^)
1万円であっても上がりのニュースは嬉しいものです。

さてさて、ここからはお勉強の時間といたしましょう(笑)

今日の写真に写っているスクラップは、水道メーターを分解したものです。
水道メーターといえば一般的には「砲金」で作られていることがほとんどですが、実は写真の金属は砲金そっくりの「エコブラス」という金属でできています。
ブラスということで、真鍮の仲間になりますね。

このエコブラス、次世代の素材として注目を集め、今ではどんどん普及している素材です。
今まで砲金で作られていた水道メーターをエコブラスに交換しているということになるのですが、これにはちゃんと理由があります。

まずおさらいしたいのが砲金の成分です。
砲金の主成分は銅85%前後,錫10%前後,残りが亜鉛,鉛などになります。(砲金も種類によって成分が異なります。)
砲金は鋳物の作りやすさ、腐食への強さなどの理由から水道関係の部品に多く使われていますが、人体に有害な鉛を含むことから鉛を使わない代替素材の研究が続けられてきました。

そこで登場したのがこのエコブラス☆
銅と錫にシリコンを添加することで、鉛を使わずとも腐食に強く、加工しやすい金属に仕上がっています。

こう見ると良いことばかりな優等生のように見えますが、リサイクルに関してはちょっと厄介な部分があります。

見た目では真鍮や砲金とほとんど区別できず、混じってしまうことが多々あるのです。
混入したエコブラスを一緒に熔かしてしまうことで、従来品の品質を乱してしまう存在となってしまっています。

そのため、エコブラスには製品に「E」の刻印を打つことで見分けができるようになっているのですが、「水道メーター=砲金」という潜入感を拭い去るにはまだ少し時間がかかりそうな状況です。
次世代の新素材は真鍮と砲金に混じってしまうことでリサイクルの邪魔になるという・・・・悲しい事実があるということです。

この部分では水際である我々スクラップ屋も、日々の勉強を怠らずに最新の金属事情に対応してゆく責任があると言えます。
これからも新素材はどんどん世に出てくると思いますので、スクラップ屋も大変です(^▽^;)

種類も増え・・・分別も細分化・・・・これからのスクラップ屋はこの部分に対応できるかが死活問題になると思っています。

弊社ではエコブラスの入荷も沢山ありますが、エコブラスは砲金よりも銅の割合が少なく、スクラップとしての価値は砲金よりも真鍮よりも安い価格となっています。
「砲金と思って持ち込んだのに、エコブラスだった!」
なんてことでガッカリすることが無いように情報発信している次第ですが、この記事が多くの人に届くことを願っております(^ー^)☆

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