アルミサッシ材(6063)の買取!スクラップ屋の高齢化が進んでいる?
東大阪のスクラップ屋、古谷商店です☆(^▽^)
先日、カーテンレールを製造している会社様からお問い合わせがあり、カーテンレール用のアルミサッシ材の端材を中心に鉄類などを買取させていただきましたので、レポートしたいと思います。
製造工程から出てくる端材でしたので、不純物のないとても綺麗なアルミでした☆
それでは、買取させていただいたアルミのサッシ材について少し解説しておきます↓☆
アルミサッシ材(6063)とは?
買取させていただいたアルミサッシ材は通称「63」(ろくさん)と呼ばれているもので、JIS規格の「A6063」が正式な素材名になります。
「A6063」は一般的にアルミ押出材として使われるアルミで、強度を増すためにマグネシウムやシリコンを添加したアルミ合金の規格です。
また、「63s」という言い方もしますが、この場合の「s」は、JIS規格での「押出材」の意味になります☆
アルミ押出材とは、イメージでいうと”ところてん”のように、特定の形をした穴に熔けたアルミを押し出しながら通すことで、どこを切っても同じ形の長〜いアルミを作るための材料になります☆
窓枠のアルミサッシが代表的な製品なので、スクラップ業界では、「サッシ=63」 という感じで認識されています。
(※厳密にはA6063以外のサッシもあります☆)
スクラップ屋を新しく探すに至った理由が気になる・・・・
今回の案件、継続的にスクラップを回収させていただく新規取引となりました。
製造業のお客様からのご指名は非常に嬉しいですね☆(^ー^)
しかし、このようなお問合わせの場合、新設の工場でない限りは必ず弊社以外のスクラップ屋が今まで取りに来ていたはず。
新しくスクラップ屋を探すに至るには、それなりの事情があるはずです。
弊社としても、その部分は非常に気になるところ・・・・|д゚)チラッ
というわけで、お客様にその事情をお尋ねしたところ、どうやら今まで来ていたスクラップ屋が高齢になりすぎて事実上の廃業状態になってしまったということでした。
そんな折にネット検索でバチッと弊社にたどり着いたとのことでした☆(^▽^)
スクラップ屋の高齢化が進んでいる?
弊社のようなスクラップ屋が一気に増えたのは、戦後の高度経済成長期。
町の至る所に鉄工所が立ち並び、大量のスクラップがあちこちで発生する時代でした。
古谷商店もまさしくこの時期に創業したスクラップ屋の一つですね☆(^▽^)
しかし、戦後70年を過ぎて当時の創業者または二代目世代の人たちは相当な高齢になってきています。
どうやら跡取りがいないスクラップ屋もかなりの数いるようで、そうした高齢のスクラップ屋が廃業するタイミングになってきているようなのです。
実際、今年に入ってからというもの、今まで来ていたスクラップ屋が廃業して困っているという問い合わせが一気に増えてきています。
昔に比べてスクラップの発生量が減り、市場規模が縮小した影響での廃業もありますが、特に高齢化による廃業が目立っている気がします。
スクラップが溜まって邪魔になってきたから電話したのに、スクラップ屋が廃業してしまっていたら工場さんも大変です・・・・
そんな緊急事態にネットから弊社にたどり着いたお客様がどんどん増えてきています☆
弊社としても、きちんと受け皿になれるように、誠実に対応させて戴いております♬(^▽^)
今回と同じようなことでお困りの金属加工業の方、知り合いの工場が困っているという方、ぜひ一度古谷商店にお問い合わせ下さい☆
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます☆
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