堺市にて廃業した鉄工所のお片付けのお仕事!【前編】
東大阪市のスクラップ屋、古谷商店です☆(^▽^)
今回のブログは、廃業した鉄工所に残された金属類の撤去から、ゴミの処分、あとから造作した事務所スペースの解体工事まで一括でご依頼いただいた案件を詳しくレポートしたいと思います♬
ご依頼主はご年配の男性。
社長であるお兄さんの病気を機に廃業することになった鉄工所が今回の舞台です。
今回のご依頼内容をまとめると・・・・・
■ 工場は賃貸物件のため、家賃が勿体無いので、3月中には家主に返却したい。
■ 工場内の機械類や材料、工具類はスクラップとして全て撤去して欲しい。
■ 金属以外のゴミ類も全て片付けて欲しい。
■ 建物を借りたあとに造作した事務所スペースの柱や壁も全て解体して欲しい。
なかなか盛り沢山のご要望ですが、一言でいうと建物を家主に返却できるよう原状復帰して欲しいって事になります。
実をいうと、こちらの鉄工所様は昔から弊社と取引があったわけではありません。
毎日のように出てくるダライ粉などのスクラップは別のスクラップ業者が長年に渡って取りに来ていました。
当然のことながら最初は古くから付き合いのあるスクラップ業者に片付けを相談されたようで、すでにそちらで見積を取っている状態でした。
ですが、出てきた見積が正当なものなのかどうかの確認と解体部分の金額が知りたいという理由で、古谷商店に問い合わせたとのことでした。
そんな経緯を電話で伺っていると、なかなか敷地も広く、旋盤やフライスなどの機械類だけでもたくさんありそうでしたので、まずは見積のための下見に行くことになりました。
現場下見作業
工場の場所は堺市の某所。
近所には大きなスクラップ業者が何件も軒を連ねるスクラップ屋激戦区のど真ん中にありました。
東大阪が拠点の弊社は、移動時間だけでも分が悪いという状況の中での相見積もりチャレンジということになりそうでした。(^ー^;)
ご依頼主様に案内していただいて工場の中に入ってみると、昨日まで元気よく稼働していたと思うような臨戦態勢の工場の姿がそこにありました。
とにかく物が多くて、どこから手をつけていこうかな〜っと悩むような状態でした。(^▽^;)
ざっと見せていただいた感じ、金属類の撤去だけでも数日かかるのは間違いなさそうです。
工場に設置してある天井クレーンで全ての機械を吊り上げることができれば、スムーズに進められそうに思いましたので、そこが見積もりのポイントだと想定ができました。
これは本当に助かりましたね☆(^▽^)
その配置図と現場写真をもとに、駿君と平田さんで作戦会議☆
見積のために撮影した現場写真は100枚以上・・・・・下見にいってくれた駿君、お疲れさまでした(^ー^;)
資料をもとに金属類の撤去部分の概算を算出。後日、解体屋さんを同伴して事務所部分の解体工事の見積を行い、金属類の撤去から解体工事までのお見積を提出させていただきました。
数日後・・・
ついにご依頼主様からお返事をいただく日がやってきました。
受注出来るかどうかドキドキしましたが、結果的にはなんとか受注することができました♬(^▽^)
決め手になったのは分かりやすく具体的な見積書と、工期の早さ。
そして、スタッフの対応が良かったという嬉しいお言葉もいただき、気持ちよく発注してもらえました(^ー^)
さてと、
やるとなれば期待を上回る動きで感動してもらうというのが古谷商店☆
想定外の追加作業が発生する可能性や、搬出する機械の重量が明確には分からないという部分など、やってみないと分からない要素もたくさんありましたが、いよいよ現場作業にチャレンジしていきました!
後編に続く・・・