お家の鍵は洋白でできている?暮らしを支える洋白はどんな金属なのか?
【本日の銅建値は54万円】1tあたり1万円の上がり⤴
東大阪のスクラップ屋、古谷商店です(^▽^)☆
10月最初の変動は上がりでしたね。
今日も銅建値の情報と共に、写真に写っているスクラップについて解説していきますよ〜☆(^ー^)
今日の写真はご覧のとおり「鍵」です☆
みなさんのお家の鍵も金属製かと思いますが、素材としてはほとんどが真鍮や洋白という金属で出来ています☆
(自転車の鍵やちょっとした簡易的な鍵は鉄でできているものもあります☆)
真鍮も洋白も銅を含む合金ですので、鍵の材料の価格は銅相場の影響を受ける品目なんですよ〜(^ー^)
それではなぜ鍵の素材に聞き慣れない「洋白」という金属を使うのかについて、少し解説していきます。
鍵の素材として必要なのは耐久性、そして加工のしやすさです。
毎日何回もドアのシリンダーを鍵で回すのですから、すぐに磨り減って形が変わってしまい、鍵が開かなくなってしまっては意味がありません。
そのため、耐摩耗性に優れた素材を使う必要があります。
また、家族が増えたりして合鍵を作ったことがある人も多いと思いますが、あまりに硬くて加工がしにくい素材だと簡単に合鍵が作れないですよね?
そのため、加工のしやすさも重要になってきます。
その両方の特徴をバランス良く実現しているのが「洋白」という金属なのです☆
上記の特性をもつ洋白は、じつは500円玉の素材としても有名です。
硬貨も磨り減りやすい素材ではダメですよね☆
あまり聞き慣れない「洋白」という金属、実は私達の生活で大活躍している金属なのです☆
古谷商店ではマンション管理会社様からも定期的に鍵のスクラップを買取しています。
買取した洋白は、精錬所で溶かされ、再び洋白としてリサイクルされていきます♬
ということで、今日は家の鍵のスクラップを題材に、その素材である洋白について書いてみました。
いかがだったでしょうか?
スクラップの世界は奥が深くて面白いですよ〜(^▽^)
それではまた、次の記事をお楽しみに!!
【関連ブログ記事】
■ 洋白の食器スクラップが入荷(^▽^)洋白についてのあれこれ!銅建値とは何かについては、別記事で詳しく書いていますので、そちらも併せて御覧ください⬇
古谷商店ブログ「そもそも銅建値って何?」のページはこちら
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