メッシュホース解体作業!ステンレスと一体になっている砲金を分別!

ステンレスメッシュホースの解体作業

スクラップの古谷商店です。

今回のブログは久しぶりに解体作業を題材に記事を書いてみようと思います。
(ここで言う解体作業とは、複数の種類の金属を組み合わせて作らているスクラップを、金属の種類別に分別してリサイクルしやすいように加工する作業となります。)

ということで、今回の題材は水道系のプラントなどで使う、ステンレス製のメッシュホースです。
ホースの部分はステンレスなのですが、繋いでいた砲金のバルブ側で切断された状態なのでホース側に砲金が残ってしまっています。↓↓

ステンレスメッシュホース

このままでは、ステンレスのスクラップとして扱うとしても砲金が不純物となり良くありません。
砲金自体は銅が主成分の金属なのでステンレスよりも高価なものなのですが、一体となっている事でお互いの価値を下げ合っている残念な状態と言えます(^ー^;)

分離するための加工としてはとてもシンプル。
接合部分のステンレスのリングで加締めて固定してあったので、リング部分を切断して隙間を作り、砲金をペンチで引っこ抜きました。

ステンレスメッシュホース解体作業
ステンレスメッシュホース解体作業

これでステンレスとしても砲金としてもスクラップの価値を最大限高めた状態でリサイクルすることができるようになりました(^ー^)

今回ご紹介した解体作業はちょっとした事例でしたが、金属資源を効率よくリサイクルするために今回のような地道な作業を日々積み重ねています☆
また次のブログをお楽しみに!

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