『ダライ粉(切粉)』って何? そのルーツを探る!
おはようございます☆古谷商店の岸本です。
本日は銅相場も変動がありませんでした。
6月は祝日がない月でしたので、久しぶりの連休でした。(弊社は土曜日も営業なので)
皆さんはどんな休日をお過ごしになりましたか?
連休明けの今日、朝から鉄のダライ粉の出荷作業です。
この業界に入って、ダライ粉とう言葉を当たり前に使っていますが、入社当初はダライ粉って一体何なのかとても不思議に思っていました。
そもそもダライ粉って何?
『ダライ粉』とは旋盤などの機械で金属を加工する際に発生する削りカスの様な物です。鉛筆削りのカスの金属版といったところでしょうか。
工場の人たちの中では『切粉(キリコ)』と呼んでいる人も非常に多いです。
(ちなみに、韓国でも「キリコ」と呼ばれているそうです。そのまま日本語が伝わって使い続けられている言葉ですね☆)
弊社のようなスクラップ業者にとっては、ダライ粉を熔かして精錬するメーカーの品目名が『ダライ粉』なので、こっちの方が馴染み深い呼び名になりますね(^ー^)
実際の『ダライ粉』の写真を見てみるとこんな感じ⬇
鉄を削ると『鉄ダライ粉』、銅を削ると『銅ダライ粉』といった感じで、あらゆる金属素材に『ダライ粉』というスクラップ品目があります。
金属を加工して様々な部品を作ることで世界は成り立っていますので、『ダライ粉』とは私達の生活の裏側に必ず存在するものなんですよ〜(^▽^)
古谷商店でも『ダライ粉』は毎日取り扱うメイン商材の一つなので、触らない日が無いというくらい身近な存在です。
そんな私達ですが、『ダライ粉』っていうネーミングについて、なぜ『ダライ粉』なのか?、と聞かれると答えられる人は少ないと思います。
なので、このブログでは『ダライ粉』の語源についても更に探求していきましょう(^▽^)
ダライ粉の語源とは?
『ダライ粉』のルーツを探ってみると、その語源について色々情報が出てきました。
どうやら昔は主に『ダライ盤』という旋盤を使用していたらしく、『ダライ盤』で削った時に出る粉、の意で『ダライ粉』と呼ばれるようになったそうです。
しかし『ダライ』って日本語?という疑問が残ります。
さらに詳しく調べてみると、どうやらオランダ語で旋盤のことを【draaibank】と呼ぶらしく、そのまま『ダライ盤』と日本語に変換されたようです。
毎日お世話になっている『ダライ粉』。実は外来語なんですね・・・。
試しにGoogleで【draaibank】と検索してみると・・・・⬇
こんな感じで、旋盤の写真が大量にヒットします。
海外では今でも普通に使っている単語なんですね☆(^ー^)
余談ですが、ネット通販の楽天さんは様々なキーワードから自動で広告を作成する仕組みがあるようで、『ダライ粉』でもこんな広告がでてきました(笑)⬇
格安でダライ粉を売ってくれるなら是非とも売って欲しいですね・・・(^▽^;)
古谷商店では、たくさんの工場で日々発生する『ダライ粉』を回収し、リサイクルしています♬
あなたの工場で発生する『ダライ粉』、古谷商店に預けてみませんか?(-▽-)ニャ・・・
ダライ粉の回収作業について、ブログの記事が幾つかありますので、ここにリンクを貼っておきます。
是非、そちらも合わせてお読み下さい☆(^ー^)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました☆
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公式サイトの取り扱い品目『鉄ダライ粉』のページはコチラへ☆
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私も‘ダライ粉’言葉を使った一人です。現在75才で停年でーす。
コメントありがとうございます!(^▽^)
「ダライ粉」という言葉、現代でも変らず使い続けられていますよ☆
私も興味本位でルーツを調べてみたのですが、調べてみると知らなかった歴史に触れたような気がして記事にしてみました。
また弊社ブログに遊びにきてくださいね♬