アルミの塊?ハイブリッド車のエンジン部品スクラップを解体してみた!
東大阪のスクラップ屋、古谷商店です☆(^▽^)
先日、ハイブリッド車のエンジン部品がスクラップとして入荷しました。
字面が長いので、ここから先は略して「エンジン」と書きますね☆
自動車のエンジンはアルミの鋳物をベースに、様々な部品を組み込んで作られています。
車重を軽くすることが燃費にも大きく影響してきますので、比重の軽いアルミの鋳物が活躍しているんですね☆
そのエンジンを解体して、綺麗なアルミだけの状態にしてみたのでその様子をレポートいたします!
自動車のエンジン部品を解体してみよう!
今回は、写真のように20個ほどエンジンが入荷☆
自動車系のスクラップの解体は、部品の組み込みも複雑ですし、ネジ一本をとっても緩んではいけないものなのでガッチガチです・・・(^ー^;)
特殊な工具も必要になってくるので、なかなかの難敵になります。
ということで解体作業が得意なスタッフのくまさんに担当してもらいました☆
見た目は殆どアルミ鋳物で出来ていそうなエンジンですが、分解していくとギアやベアリングなどのかなりの鉄類や金属以外の樹脂やゴムも組み込まれています。
根気のいる作業ですが、こまめにバラしていきます☆↓↓↓
車種や年式によって構造も様々になりますが、今回のエンジンはハイブリッド車のものだったので、中にはこんなモーターコアも入っていました☆(^ー^)↓↓↓
1個あたりの解体時間はそこそこかかってしまいますが、綺麗にアルミだけの状態にすることができます☆
自動車系のアルミスクラップは、アルミの合金成分が均一なため、原料としても重宝されるランクの高いスクラップになります。
こんな感じで、自動車のエンジンを解体して取り出した綺麗なアルミは、「アルミエンジンコロ」という通称でスクラップ業界の中で取引されています。
「アルミエンジンコロ」については、別記事でも詳しく取り上げていますので、そちらも併せて読んでみてくださいね☆(^▽^)
みなさん、いかがだったでしょうか?
普段は運転するだけでなかなかエンジンの内部を見ることなんて無いですが、自動車はとても複雑で精密な部品の集合体ということを実感しますね☆
古谷商店では自動車系スクラップに関するお問い合わせもお待ちしております☆
最後まで読んでいただきありがとうございました!(^▽^)